疲れを感じる原因となるたんぱく質を、東京慈恵会医科大がマウスを使った研究で突き止めた。このたんぱく質は、徹夜や運動の直後に心臓や肝臓、脳などで急激に増え、休むと減る。元気なマウスに注射すると、急に疲れた。疲労の謎を解く鍵として、科学的な疲労回復法の開発につながりそうだ。沖縄県名護市で開かれている国際疲労学会で4日、発表する。asahi.com(朝日新聞社):疲労感じる原因たんぱく質を発見 慈恵医大教授ら - サイエンス
今週の週明けから忙しい。出張・取材・原稿、 iPhoneいじりなどなど。来週もそんな感じ。ついでに全米オープンテニスなんかも始まっちゃったし、欧州の各国サッカーリーグもいよいよ開幕だし。このままのせわしない状態で、気づいたら「もう秋」ってな感じだな。取り急ぎ近況のみ草々。
オリンパスイメージングは、「フォーサーズシステム規格」に準拠したデジタル一眼レフカメラの開発を引き続いて推進していく一方、その小型・軽量ボディーでご好評を頂いている「E-410」「E-420」よりも、さらに小型化、薄型化したカメラボディーや交換レンズ群、アクセサリーの商品化を図っていきます。もともとオリンパスファンだった私としては、超小型・軽量のデジイチのラインが増えることは歓迎だ。E-420よりもボディサイズはどんだけ小さくなるんだろう。しかし、マイクロフォーサーズについて松下はどこまでやる気なのかは、ちょっと不安。
ようやく出たMac用の地上デジタルテレビチューナー。100台のみ先行予約販売だそうだ。「デジタル放送コンテンツ保護規定のため」ディスプレイ一体型の機種のみ対応とか。いま Mac Pro でときどき地上波テレビを観ているが、MacBook では観るかなあ、私の場合。
ディスプレイ一体型のみ対応というのが、他社製品(アイ・オーとか)も含めてこれからの地デジチューナーの仕様だとすると、ちょっと辛いかも。
「だが、途上国の食糧危機が深刻化する中、本来は食べ物だった穀物を燃料にして、最高時速300キロ超で走るレースに興じる米国のクルマ社会の姿は、むしろ異様に映るようになってきた」「地球に優しいカーレース」って、そもそも語義矛盾だろう。ついでにこれは、食べ物にも優しくないし、食糧高騰をあざ笑う暴挙ともいえる。どこまでも stupid なアメリカ人。ま、我々もそれに近いことはしてるけどね。
「Appleがある日するかもしれないこと、しないかもしれないことを予想するには、わたしは年を取り過ぎた――ノートPCの新プロセッサへの移行かもしれないし、製品ラインの刷新かもしれないし、まったく新しいものかもしれない」とJupiterResearchの調査ディレクター、マイケル・ガーテンバーグ氏は言う。私は調査ディレクターではないけれど、「予想するには年を取りすぎた」というのは実感としてわかるかも。
「画像を追加する(Flickr)」というメニューがあるのだが、これだといきなり、flickr を検索するウィンドウが現れる。自分の写真だけを検索したいんだけれど、それができないみたい。
2つめの方法は、flickr で自分の写真を表示しておいて、そのURLをコピーし、「画像を追加する」のメニューを選ぶと現れる「インターネット上の画像ファイル」のボックスにそのURLをコピーする。
でも、それだったら、flickr の写真をScribeFire の本文ウィンドウにそのまま Drag & Drop しちゃったほうが早い。写真の位置を指定するには適宜タグを入れる。
GTD(Getting Things Done)という考え方があるそうだ。まあ、To Do リストとリマインダーで、仕事や個人的なタスクを管理しようってことだろう。これは、私が最も苦手とするところ。Macや携帯で管理できないものかと、それこそ10年も前からいろいろ苦心しておったのだ。
最近、WebサービスとしてGTDを実現する、Remember The Milk(RTM)っていうツールというか、サイトを利用し始めた。デスクトップ・アプリケーションじゃないので、ネットに接続していないと原則使えないが、逆に、どのPCからも、携帯電話からさえも、タスクのチェック、更新ができるところが便利だ。
文字通り「牛乳買うのを忘れないでおこう」とか「Euro2008の録画を忘れずに」とか、個人的な細々した用事のリストなんかも管理できる。しかも、Google との連携で、iGoogle のトップページに常時、RTM に入れておいたタスクを表示してくるなんていう機能まである。
そんなものは手帳に書いておけ、という人もいるだろうが、手帳を使わなくなってから久しく、もう紙には戻れない体質になっているもので。
他にも、iGDT とか、Omni Focus なんかも試してはみたんだけれど、私のシンプルなタスク管理には、RTM が一番ぴったりしているようだ。
昨年秋以来、メインのメールアドレスへのメールで、「絶対に送ったはずなのに」と相手から言われるのに、届いていないという事故が二、三度生じた。そのときは再送信してもらったり、別のアドレスに送ってもらって事なきを得た。同じ送信者でも別の日には大丈夫だったりするので、原因を探しあぐねていたのだが……。
先日もそういうことがあり、よくよく考えたら、その頃に、ASAHI-NET のサーバ側の spam 対策「スパムブロック」を設定していたことを思いだした(思い出すのが遅い!)。
判断をプロバイダに「お任せ」する仕様にしていたが、その判定に問題があったようだ。spam と判定されたメールはサーバ側で特定のメールボックスに振り分けられるが、そこを見に行ったらたしかにあった。ただ、このボックスの中味は1週間経つと消えてしまうので、それ以前の事故については断定はできない。しかし、ほぼこの「お任せ」仕様が原因だろうと思う。
「お任せ」をオフにしてしばらく様子を見ることにした。
別のプロバイダ(dion/au)でも同様の spam 対策をしているが、こちらは spam 判定したメールのサブジェクトと発信者を翌日メールで知らせてくれる。ASAHI-NETもそれをしてくれたらよかったのに……。
DION ではそれでも spam 判定から漏れるメールが日に数通はある。こちらのアドレスは仕事には使っていないので、メーラーの側で「差出人がアドレスブックに存在しない」メールはすべて spam と判定するように設定をし直した。そのためには正常なメールアドレスを300個ほどアドレスブックに設定する必要があったけれども……。これで少しはスッキリするだろう。
他のマシンからは問題ないのに、なぜかこのマシンのみ.Macの認証がはねられたり、新しいプリンタの挙動が少しおかしかったり、システム全体の動作が遅く感じられるようになってきたので、Mac Proに新しい内蔵HDD(500GB)を入れて、思い切ってOS新規インストール、手動でアプリや書類の移行を行った。ついでに使わなくなったアプリの整理なども一緒に。
アプリの中には認証や動作に必要なファイルをなかなか発見できず、CD-ROMから再インストールしたほうが早いものもいくつかあった。全体の適合チェックはまだ終わっていないが、モサッとしていた動作がかなり速くなって気持ちがいい。
.Macも復旧。ただ、プリンタ Canon MX850 で特殊な印刷の場合、用紙設定を横位置にしているにもかかわらず、縦に排出される問題だけは改善されていない。
仕事が一段落したので、半日、QuickTime ムービーの書き出し、なかでも Windows Media Player でふつうに読める wmv フォーマットへの書き出しなんかをやっていた。某所で詳しい方に伺うと、色々と環境を設定しないといけないみたいで、結局、Flip4Mac を Studio 版というのに有料アップグレードするのが一番の早道という当座の結論を得た。で、いまゴルフコンペのスライドショー・ムービーをエンコード中であります。画質がOKなら、これをコンペの参加者に配布することにしよう。
そんなアホなことをやっている間に、CD/DVD ラベルをダイレクトにプリントできるプリンタ(複合機)が欲しくなってきた。当方の hp の複合機はまだサブプリンタとして現役ではあるのだが、いかんせん、こいつには CD/DVD 盤面にプリントする機能がない。そんな機能、一生使わないだろうとタカを括っておったのだが、あればあったで、いろいろと楽しいと、買い物の虫がまたぞろ騒ぎ出す。
FOMA P905i は HIGH-SPEED パケット通信対応機種であり、これをPCと接続し mopera U など対応ISPを経由すれば、下り最大3.6Mbpsで通信できることになっている。これまで、P903iなどを回線交換方式の 64K では繋ぐことはあったが、ハイスピード感を試すべく、MacBook( MacOS X 10.4)でFOMAパケット通信にトライしてみた。もちろん、905i はシリーズ唯一の Bluetooth 搭載モデルだからして、MacBook との間は Bluetooth 接続でなければならない。
MacOS X での Bluetoothモデムとしての認識は問題ない。モデムドライバの設定では、FOMA USB modem(unofficial)というのが出てくるのだが、これは以前にFOMAUSBDriver for Mac OS X プロジェクトのものをインストールしていた名残だな。他の、FOMA系ドライバを指定しても接続は可能なはずだ。
FOMAパケット通信の場合、Macで問題なのは、mopera 以外のISPのAPN 指定が面倒なこと。Windows用にはそれらを設定するユーテリティが支給されているのだが、Macにはそんなものはない。上記の FOMAUSBプロジェクトが提供するツールでも可能なのかもしれないが、今回はこのblogの記事を参考にして Terminal をいじって設定した。設定するのは、ASAHI-NETの APN だ。
結果として成功。インターネット接続設定の「電話番号」欄には、*99***2# という呪文を入れることで無事に繋がった。
今回はメールを受信しただけだが、たしかに 64K よりは圧倒的に速い。Bluetooth 接続なので、ケーブルも不要。最初の設定さえ厭わなければなかなか便利には使える。ただ、最大の問題がパケット料金。下手にWebブラウジングなどしたら、パケ死必至。まあ、出先で P905i で繋がなくちゃならないことなんて、年に数回程度あるかどうかだから、DoCoMoの定額データプランに入るつもりはないし、そもそもこの定額プランは「HIGH-SPEED対応機種を接続したパソコンより、“定額データプラン接続ソフト”を利用して定額対応アクセスポイントへ接続した国内FOMAパケット通信に限る」という制限がある。DoCoMoが提供する「定額データプラン接続ソフト」に Mac 用は存在しない。ということは、自前セッティングで勝手に繋ぐと、定額対象からは外れるということかもしれない(このあたり要研究)。→その後、DoCoMoのサポートに確認したら、「その通りです」とのことだった。DoCoMoのバカ!
ともあれ、この時代にパケット代を気にしながらの通信というのは、いささかうんざりではある。
といっても、Windows の話。ちょっと触る機会があったんだが、このインターフェイス醜悪だわ。というかこれまでのバージョンとメニュー体系がまるで変わってしまった。最初は、ファイルを閉じるのにも四苦八苦。どこに何があるか、探すだけで疲れる。もちろんインターフェイスを変えるなと言うわけではないのだが、変えるにしてもより「より使いやすく」するのがふつうだろう。
あんまりワケわからんので、Office 2003 のUIにまで戻すアドオンソフトがサードパーティから出る始末。それが3,000円もするっていうんだから、Windows の世界はアクドイなあ(笑)。
しかし、ネットでの反応を瞥見するかぎり、このアップデートを歓迎する声こそ少ないものの、積極的に反対の立場で言挙げするWindowsユーザーもそう多くない。「こんなもの使わねぇよ」と最初から思っているか、「仕方ない」と諦めているのか。
発言が過剰に多いのは、Office製品のインストラクターたちのサイト。ま、彼らにとっては飯のタネだからねえ。「あなたたちのための改良なのよ、そんなに悪くはないのよ、慣れれば便利なのよ」と、まるでどこかの国の政治家のように、悪魔のごとき猫なで声で囁くのである。
Mac上のメモ管理に、先日から Journler というソフトウェアを使い出した。テキスト、Webアーカイブ、画像、PDF、ファイルリンクなどを一括して管理。カテゴリー、タグ、およびフォルダ、スマートフォルダで整理する。Webエンジンを組み込んでいるため、独自にWebブラウザもできる。
ブログへの投稿機能もあるが、現在は、LiveJournal 系にしか投稿できていない。類似のツールとしては、MacJournal(これまで使ってきている)、Yojimbo(試してみた)などがあるが、Journler はドネーションウェアという点でもオトク。それにしても、Journler はなんと発音したらいいのか。勝手に「ジャンラ」と呼んでいるんだけれど。
物欲と必要性に負けて、土曜日のアキバヨドバシでパナのLUMIX LX2をget。次期コンデジ購入候補として、PowerShot A640、GR Degital と共に挙げていた機種の一つではある。
帰宅後、いろいろコンフィグをしていると、まあ、いろんなことができるんでびつくり。一例として、子供の写真を撮るときに生まれてからの月齢をセットできたり、海外旅行に出かけたときも、旅行の「1日目」とか「2日目」とかを自動でタイムスタンプできたり。ちょっとやりすぎだろうと思うが、「ニーズ」とやらがあるのだろう。日本の家電製品はどこかがやるとすぐまねするから、これもきっとどこかで真似されている、いや、こっちのほうがマネシタのかも。
日曜日、予定外の取材で東宮御所から皇居周辺をカメラマンと散歩。16:9の画角で3072×1728ピクセル(約2.5MB)に設定し、53枚撮ったところでバッテリーが切れた。液晶モニターを日中にも見やすいパワーLCDというのにしていたこともあるのだろうが、こりゃ旅にでも出たらとても1個じゃ持たないね。
いろいろマニュアル的に撮れる機能はついているが、ワイド系で「P」モードでパシャパシャやったほうが画質は安定しているような気がする。
建築に詳しくはないですが、見るのは好きです。というわけで、ちょっと気になった建物やモニュメントなどを。
001 :ユダヤ人教会(シナゴーグ)。ナチスによるホロコーストの後、なぜいまドイツ国内にユダヤ人が住んでいるのかという問題は、実は重要な問いなのだ。
002 :どこかのオフィスビルだったけれど、そのエッジの効いたデザインもさることながら、窓のカーテンを巧みに彩ることで、モザイク的な色彩のリズムを生み出していた。
003 :ダニエル・リーベスキンド設計によるユダヤ人博物館のファサード。内部空間も象徴的である。
004:ウンターデンリンデンで見かけたモニュメント。ドイツの偉大な思想家、作家、詩人たちの名前が刻まれている。
ベルリンは過去を記憶する都市だといわれる。この70年の歴史の中でも、文化的爛熟、ユダヤ、ナチス、戦争、瓦礫、占領、分断、壁の建設と崩壊、国家統合、外国人流入、新しい首都……とめまぐるしいまでの歴史の転変があった。
その歴史のどこに光を当て、それをどのように記憶するか。つまりの記憶の表現の仕方には、記憶する主体の恣意性が混じらざるをえない。記憶とはつねに記憶する主体にとっての記憶でしかないという、ある種の諦めはある。しかし、その恣意性を可能な限り社会的客観性に敷衍すべく、徹底した議論が重ねられてきたことも同時に認められる。
政治がもたらした災厄を記憶したり、忘却したりするのは、けっして個人の「心の問題」などではない。政治を記憶する行為とは、すぐれて新しい政治行為である。すなわちそこには一定の客観性と責任が伴わざるをえない。「心の問題」にすり替えて平然としているわけにはいかないのだ。
写真はベルリンのベルナウアー通りにある壁のメモリアルである。当時の壁はいったん崩されたが、東西分断の歴史を記憶すべく、1999年に当時と寸分違わないままに再建された。その周辺には壁を越えようとして建物から飛び降りそこねたり、射殺された人々の記録が残っている。一人の東独兵士が、壁ができる前の鉄条網を飛び越えて西に越境したのもこの近く。越境のためのいくつかのトンネルが掘られた地域でもある。
これらの壁は、そのおぞましくも血塗られた歴史、東独共産主義圧政の証を後生に残すべきものとして再現されたのであろうが、私には、政治イデオロギーの滑稽なまでの物象化の記憶のようにも思える。
何事につけてもドイツ人は徹底している。そこに堅固な社会主義イデオロギーが加わるとなればなおさらだろう。社会主義的勤労精神はここでは、人民が逃亡しないようにするための高い壁を作るためにだけ奉仕された。その愚直なまでな精密さを、私たちはいまようやく笑うことができるようになった。
ふたつの壁の間の無人地帯にはかつて教会が建っていたが、立ち退きを強制され、1985年、建物は跡形もなく爆破された。その跡地に、いまはモニュメンタルな意匠で新しい教会が建つ。その名は皮肉にも「和解教会」という。
その悲劇とも喜劇ともいいかねる場所を、青年歴史学者といった風情の若者が、ボランティアでガイドしてくれる。Mの通訳のおかげで大要は把握できた。壁建設のために東独国家によって収用された土地の返還を巡っていまなお議論があるという。
■画像の説明
005:ベルナウアー通りの壁のモニュメント 006:案内してくれたボランティアガイドの青年。対面には壁記念館とよばれる資料館がある。 007:ガイドが見せてくれたのは当時の壁の見取り図。 008:かつての壁の無人地帯に建つ和解のモニュメント 009:縦格子が印象的な新しい和解教会 010:周辺で見かけた東独製のマンホールのふたわあ、だんだん仕事がテンパってきた。せっかくこれからだっちゅーのに、W杯決勝トーナメントがちゃんと観られない。明日から、筑波、久里浜、野洲、大阪と転戦で、その間にいろんな処理をせねば。
そんな日々なのに、何やってんだか、MacBook の黒を購入。さっそくPeralles Desktop を導入して MacOS X の上で、Windows XP を動かして遊んでたり。
昨日も新宿電脳街周辺にいたもので、ついふらっとお買い物。お仕事の現役メインマシン PowerMac G4(QuickSilver2002) に 512MB メモリを増設。これで、QuickSilver2002 のメモリは最大容量の 1.5GB に。いずれ Intel PowerMac が登場して交替するまでの余生を、こうして心豊かに送らせてやるのだ。
USB接続のFM/AMラジオチューナー radioSHARK を楽天のショップから購入。送料込み約1万円。どんなものかは、この方のblogに詳しいが、私の場合、何の用途かといったら、NHKのラジオ語学講座の視聴と録音のためである。
英会話は何度もチャレンジしているが、日常的に使わないのでなかなか上達しない。しかし海外旅行から帰ってくると、能力不足を痛感し、NHKのテキストを買い始めるといういつものパターンである。それを、今回はMacに番組をダイレクトに予約録音し、それを iPod に転送し、外出先でも反復練習できるようにして、なんとか勉強を習慣づけようという魂胆だ。実際勉強するかどうかはともかく、この一連の作業を、radioSHARK は自動的にやってくれる。
サメの背びれ型の筐体は、通常ブルー、録音時にはレッドに灯るランプともあいまってなかなかに美しいデザインだ。コントロールはすべてMac側のソフトで行う。音質はAAC4段階とAIFF形式から選べるが、AMラジオの語学番組であれば容量/パフォーマンス的に、AAC Good(96kbps)の設定で十分だ。
FMチューニングには Standard と Japanese という2つの設定がある。Standard では国内のFMラジオ局のレンジから外れるため同期させることができない。唯一、NHK総合とNHK教育のテレビの音声が捕捉できるのみ。
Japanese 設定にすると、レンジ幅はちゃんと国内FM放送をカバーするのだが、なぜかどの局とも同期ができなかった。これはハードウェアのバグまたは仕様のようにも思われる。ソフトの改修でなんとかなればいいのだが、ま、私の目的からすると FM が聴けなくても問題はない。
iTunes との連動は非常に便利だが、このとき、保存する音声ファイル名が日本語だと iTunes への自動転送に失敗する。ファイル名を1バイトにすれば大丈夫。予約録画の設定もこの点に気をつける必要がある。
世の中には馬鹿馬鹿しい仕事と、そうでない仕事があると思う。馬鹿馬鹿しいというのは、馬鹿馬鹿しいけど、だれかが必要とする仕事。でも、その仕事をしたからといって、心は晴々ともせず、頭脳は生き生きともせず、身体のみが重たく疲れる。ただ、仕事だからお金がもらえる。そんな仕事。
でも、そういうことはみんなわかってやっている。「だよね〜」と言いながら、「しゃあねぇ〜な〜」と言いながら。その醒めた了解があるから、仕事仲間とは一緒にやっていける。仕事のあと、全然別の話をして盛り上がれる。
でも、馬鹿馬鹿しい仕事を、馬鹿馬鹿しいまでにマジにやろうとするヤツがときどきいる。人にもそれを押しつける。センスが違うな、と思いながら、こちらもつき合うんだけれど、しまいにはイヤになる。
馬鹿馬鹿しい仕事は必要だ。なぜなら世の中の半分ぐらいがそういう仕事だから。疎外論的にいえば、ほとんどの労働から人は疎外され、そこに自分を十全に投影することができない。自己実現のための仕事などというのは、幻想でしかない。でも、それが仕事なんだから、仕方がない。
でもでも、そこんとこの「仕方ない」という感覚ががわかってない人と仕事をするのは、本当に馬鹿馬鹿しい。
今月末日付けで、@niifty を解約することにした。えっ、まだ使ってたの、という声もあるよね。料金設定はダイヤルアップの一番安いやつ(月250円?)で、他に朝日新聞記事検索を1年分できる、asahi.net.perfectってのを月500円で契約していたのだが、振り返ってみるとこの1年全く使っていない。
クレジットカードの請求明細で毎月の請求費目を点検していて、無駄なものはどんどん切っていこうという方針の折、真っ先に槍玉に挙げる。しかも、この記事検索サービスはいざ使おうと思うと、本文表示ごとに1本84円も取れられるうえ、雑誌「AERA」記事など著作権の関係で本文が表示されないものが多いので嫌気がさした。
しかし、かれこれ15年ほど前、私をパソコン生活に誘い込み、知識や友人を増やしてくれたのはNIFTY-Serveだから、いざ脱会するとなると、いろいろと感慨は禁じ得ない。
でも、過去は振り返らないのだ(笑)。
より拡張性の高い IntelMac デスクトップが出るまで、しばらくの間は、リースの切れた Quick Silver 2002 G4 で行こうと決め、そのぶん周辺機器による拡張に走る。ビデオカードを Radion 9600 Pro に換え、メインディスプレイに EIZO(NANAO)FlexScan S2410WBK を導入、これまでの Apple Studio Display は DVI to ADC アダプタを介してサブディスプレイとする。解像度でいうと、WUXGA + SXGA = 1920×1200+1280×1024 ということに。
S2410W は評判通り白の明るさが目に痛いぐらいだが、ブライトネスを40%ぐらいにして使うとちょうどよくなった。しかし15年ほど前 SE/30 の9インチモニターからスタートしたわが Mac Life もついにここまで来たか、というか、よくもまあここまでつき合っているなあと感慨もひとしお。
可愛がってやればそれなりに愛着を持つのであろう。しかし、わたしんところの Windows Note マシン(Let's note CF-R1)は5分おきにメールをチェックし、一定条件のメールを携帯電話に転送するという下働きしかしていない。
というか、それ以上の創造的な仕事に Windows を使う気がしないのだ。したがって、Windowsマシンに対する私の愛着は、近所の野良猫に対する憐憫以下のレベルである。
こうした主人の愛想つかしを感じてか、メールチェックなんてそんなに負荷のかかる仕事ではないのに、最近は「メモリが足りない」などと抜かして仕事を途中でさぼることがある。Norton のウィルス除去ツールや不正アタック感知ソフトが勝手に動いて、メールをさばくという簡単な処理さえ拒否することがある。
まことにもって不遜極まりない。実際、こういうストライキに打ってでられると、たいそう困るのだ。わざとやっているな、とマシンの主観的行動に疑いをもつことさえある。おまえなんか、おまえなんか、Macのクリエイティビティの百倍も以下の奴隷だと悪態をつきつつ、最近はそんなことを言ったら天罰が当たる、せちがらいご時世になったものよ。
頼むから、言われたとおりに仕事をしてくれよ、Windowsクン。お願いだ。
釣られて買った iPod nano が到着。2GBの black。
前日朝9時に注文して、翌朝10時に到着だから、ほぼ24時間内配送。初代ウォークマンが登場し、それを耳につけたとき風景が一変するという<革命>を経験している世代だが、実は iPod は初めて。デザインはそこそこだが、音はこんなものかね。
ヘッドフォンの耳への圧迫感が好きじゃないし、外出先で音楽を聴く習慣がない。ながら視聴ができないタチで、車中でもヒマがあったら、睡眠と読書のほうが好き。でも小さくて薄くて軽いからユルス。シリコン・オーディオというより、iCal とシンクロさせたスケジュール表示装置になり下がるかもしれんけど。
深夜の雷と豪雨。中野あたりでは妙正寺川が氾濫して避難勧告が出たという。中野に住んでいたころの散歩コースだな。妙正寺川にしても神田川にしても、東京区部の川というのは、通常はコンクリートの護岸の上から遠く下のほうに見下ろすもので、親水という感覚とはほど遠い。最近は川の匂いさえせず、ヤブ蚊さえ発生しない。河岸に桜でも咲かなければ、その存在にさえ気づかないかもしれない。
しかし、そういう川の水が停電した真っ暗な街でごぼごぼと音を立てながら溢れてくるというのは、相当に怖いものだと想像する。というよりふだんは管理された風景でしかなく、そこに荒々しい自然性などというものを感知していないから、突然の自然の氾濫に驚き、避難も遅れるのだろう。
こういうことがあると、河川管理がいよいよ強まり、護岸工事の徹底などということが言われるのだろうが、それがはたして良いことかどうか。川のそばは危険だということを知りながら住むという、生活の知恵というか生活の覚悟のほうが大切ではないか。
地上波/BS/スカパー!110デジタル対応のテレビを購入して1週間。BSデジタルハイビジョンの視聴は以前からなんで、ハイビジョン(HiV)の映像自体に驚くことは少ないが、それでも大画面でのHiVは美しいと思う。地上波のニュースやドラマもHiVで観ればまた別の味わい。ただし、地上波番組の「内容」までも向上するわけではない。というわけで、相変わらず地上波民放はほとんど観ないねえ。CMも含め、あのハイテンションの騒々しさには辟易する。
大画面になって映像のアラが目立つのが、従来のスカパー!放送(東経124度/128度)。元もとそんなにいい画質ではないとはいうものの、アンテナ感度が低いからかなあ、チューナーが古いからかなあなどと悩み出す。念のため、SONY のスカパー!チューナーを更新することを考える。それでも良くならないのなら、アンテナの再調整だな。
テレビの操作性から考えたら、スカパー!110への移行もありなのだが、サッカーセットの内容が異なる点がネックになっている。スカパー!が全部を110に移行して124/128を廃止するということは、今後ありえない話なのだろうか。
大画面でHiVを観るようになって、その録画にあらためて関心が向くようになった。これまではHiV品質での録画はコストパフォーマンス的にやらない方針だったのだが、ここに来て、デジタルHiV対応のHDD/DVDレコーダーの値段が下がってきているようだ。
そんなおり日立は、世界で初めてデジタルHiVチューナーを2セット搭載し、 HDDも1TB容量と奮発したDV-DH1000Wを10月に投入するという。ま、デジタルW録も1テラもいずれは来るとは思ったけど、あっさり来ちゃいましたね。
価格comでの予測は20万円を切っているが、半年後には2/3には下がるだろう。デジタルチューナーのチップもどんどん安くなっているんだろうけれど、しかしそれにしても、デジタル家電で儲けを出すってのは難しいんだろうなあと想像。
HiV番組のDVD録画の方は、次世代DVDの動向がはっきり見えない段階で、ユーザーはとりあえず、大容量HDDに録りためては消して観るという使い方に甘んじる、というかそれに慣れていくんだろうな。
メモ帳みたいなソフトが好き。最近気に入って使っているのが、MacJournal。一口で言えば階層管理型メモデータベース。個々のメモは「エントリー」と呼ばれ、それらを上位の「ジャーナル」という単位で分類・管理できる。エントリーの手入力のほか、txt, pdf, doc, html ファイルなどが Drag&Drop で保存できる。webloc ファイルもそのままエントリー画面に Drag&Drop すればリンクが貼れる。各エントリーの書式はリッチテキストのように随意にフォーマット可能。
さらに優れているところは、blog 作成用のデスクトップ・クライアントとしても使えること。標準では、Blogger および LiveJournal に置いた自分の blog へのエントリー・アップロードができる。これが当日記システムの tDiary に対応できるか試してみたが不可だったのが残念。そのことがきっかけで、ecto2 など Mac で使える blog クライアントをいろいろ紹介してもらった。 それなりに一長一短あり。
Safari から乗り換えても、使い物になるぐらいのものにしてみる。シイラ 0.x のバージョンは、これが目的だ。そして、シイラ 1.x からは、さらなる機能追加をして、これからのブラウザの可能性を探る。アイディアはいろいろあるけど、とりあえず、1.0 が出来上がってから詳しく考えます。とその野望が記されている。
仕事が忙しくなってきて、ストレス性買い物症候群が再発。不要不急の贅沢品をなんだかんだと言い訳しながら永久運動のように買い続け、捨て続けるというのは精神の病である。
というわけで、最近の買い物。PowerBookG412インチのメモリ・HDD増設サービス(まだ本体をショップに送ってないんだが)49K、アルプス社の「ProAtlas X2 for Mac」(GoogleMapにいずれ追いつかれそう)8.4K、リュウド社の「携帯Sync for Mac3」(FOMAにiCalのスケジュールが送れるというので)6.3K、その他 LifeDrive 用の Palmware をこまこまレジスト。
EOS Digital Kiss N 用の超広角ズームレンズも買いそうになったが、これは寸止め。携帯Sync for Mac3 は最初、端末を認識しないので焦ったが、 トライスターの「携帯万能」を入れていると、ドライバが邪魔して端末と通信できないんだとか。リュウドはこのドライバを一時停止する Terminal 用の実行スクリプトを配布しており、それを当てることで使えるようになった。永久的にドライバを消すためには、携帯万能をアンインストすればいいのか。
石垣島→那覇→沖縄市(コザ市)→今帰仁村→国頭郡東村→那覇というコースで琉球取材終了。これまで那覇、宮古には行ったことがあるが、今回の取材はよりディープだった。その地で、たんに遊ぶ人ではなく、働く人を取材すれば、いかなる意味でもディープにならざるをえない。南の島の「明」と「暗」を、つかの間とはいえ感じた。
寒くなったり、暖かくなったりだなあ。日曜は午後からご近所づきあい。一文の常連さんたちと共に神楽坂で大将の引っ越し祝い。昼酒(「越の寒梅」は久しぶり)を飲んだらソファですっかり眠ってしまった。奥さんの手料理美味い。子供たち可愛い。仕事が残っているのでお店には残らず帰還。
朝方には、バルサ×マジョルカ戦を観ていた。大久保はやっぱりスタメン落ちで後半から出場。しかしキレはよく、短時間だがパフォーマンスは悪くなかった。プレイにちょっと粗雑なところがあるが、ま、これも元気のうちということで。前節ベティスとビルバオがすごいゲームをしたらしい。未放送の好ゲームをシーズン終了後ででもいいからまとめて放映してくれないかなあ>WoWoW
ちなみにリーグ優勝の行方は、バルサが勝って、レアルがビルバオに敗れ再び勝点7に。レアルのゲーム進行はバルサ戦の中継時のスタジアムのどよめきからもある程度予想していたが、録画を観ると、ビルバオの集中力ばかりが目立つ試合。後半、ロナウド、ジダン、ラウールを3人同時に投入も追いつかず。よしよし。
ちょっと試した。悪くない。
GyazMailからのインポート(するわけではないが)のTIPSメモ。
メールボックスの移行:GyazMailでメールボックスごとUnix mbox形式で書き出す。書き出されたファイルを、~/Library/Thunderbird/Profiles/hogehoge.default/Mail/Local Folders/にそのまま移動。Thunderbird再起動で認識されるはず。Subject ヘッダがまれに文字化けするかも。
MacOS X の Address Book の移行: Address Book Exporter を使えとFAQに書いてある。 ただ私の環境では一度、TEXTファイルに書き出したのち文字コードをUTF8(改行はLF)にしないとうまくいかなかった。
DDIPのAir H"をPalm用などに使っているのだが、自宅がADSLや光だとH"のほうの基本料金が15%割引になる「A&B割」というのがあるのを今まで知らなかった。今日申し込んだら月額800円安くなるという。事業者が別なのになんで割引になるのかその仕組みがよく理解できないけれど、ま、いいか、っていうか、ずっと損してたな。
Air H"のカードを使いながら、Air H"Phone を追加すると、後者の基本料が半額になるというのも、この前ケータイ屋で初めて聞いた。そのケータイ屋いわく「PHSは通話エリアも広がって、新幹線でも切れないスよ。通話とメールだけなら、ケータイ止めて京ポンにした方が料金的にもずっとお得」。ずっとTu-Kaユーザーで、3Gにも行きたいけど、行ってどうするという思いもあった人なので、一瞬気持ちが揺らいだ。都内展開のときはいいんだろうが、地方に行ったときPHS、どうなんだろうなあ。
これまでメインのISPとして使っていた、KDDI のKCOMが各種サービスをDIONに統合することになった。メールアドレスは来年9月まで使えるが、その後はドメインそのものが廃止になる。数十におよぶMLやニュースサービスのアドレス変更が大変。ま、半年かけてじっくりやっていくしかないか。KCOM アドレスもいまや半分が spam (ほとんど海外から)。spam を放逐するよい機会だと思って、ゴミの山から多少は価値あるものを拾う作業を始めた。しかし、KCOMの代替の一つとして新設したばかりの DIONのアカウントにも早速「カニがいい?エビがいい?」とかいうアホなspamが舞い込んできた。メールアドレスというものが存在する限り、これはイタチごっこだなあ。
石原知事が「日韓併合の歴史を100%正当化するつもりは」なかったのはたしかだろう。ただ、99.99%ぐらい、いや少なくとも70%ぐらいは正当化したい人であったのもまた事実だ。「つもりはない」以降の発言で彼が何と言ったかを、新聞はあらためて書かなければならない。「日韓合併を100%正当化するつもりはないが、どちらかといえば彼ら(朝鮮人)の先祖の責任であって、植民地主義といっても、もっとも進んでいて人間的だった」。
日本帝国主義の朝鮮植民地支配が、どのように「人間的」であったか、石原は例証しなければならない。鉄道と工場を作り、臣民教育を施したのは果たして人間的な理由だったのか。帝国主義が植民地にインフラ投資するのは当然のことで、それは植民地のためというより「どちらかといえば」帝国主義の利益のためであることは、多少とも歴史を勉強した人なら当然の理解である。
少なくとも、日本天皇への拝礼を強いられ、目の前で妻を蹂躙・拷問され、自らも獄死した朝鮮人キリスト者がいた事実一つをもってしても、日韓併合は「人間的」と呼べるものではなかった。
そもそも、「人間的な」主権侵害、「人間的な」植民地支配などというものが、植民地主義者の妄想の中以外で、この世に存在したことなどあるのだろうか。歴史的事実として存在するのは、帝国主義の経済合理性とナショナリズムの政治的野望としての植民地支配であって、そこに「人間的」ななにものかが介在する余地など、ありゃしないのだ。
しかし、歴史評価にかかわる言葉をめぐる問題状況はさらに奇怪さを増している。前述の経緯からも植民地支配肯定論者あるいは責任転嫁論者であることが明らかな知事が、「100%正当化するつもりだ」と誤報したTBS報道を名誉棄損で訴え、それを警視庁が書類送検したという。「おいおい、それは立場が逆だろう」である。
自ら放火しておきながら、それを敵の所業とでっち上げて、弾圧に乗り出した、古くはローマ帝国の皇帝ネロ、新しくはヒットラーという故事がある(石原をそこまで持ち上げるのもなんだかだが)。そうした典型的なデマゴギーを見抜けず(あるいはそれに便乗して)、嬉嬉としてTBS批判に与する、ニッポンバンザイチャチャチャ主義者が多くて、ほんとに困るんだよ。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。
_ Y氏 [歳のせいじゃない? (^^)]
_ ひろぽん [お約束のツッコミでんな。]