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ひろぽん小石川日乗

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば

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「ひろぽんの南イタリア旅行記」はこちら。

2009-04-03 (Fri)

[life] 桜咲く

「Bーぐる」に乗って六義園へ。枝垂れ桜を見ようと門前は午前中から大行列。行列に並ぶのが嫌いなので即刻諦める。千石まで戻り、御殿坂を下り、播磨坂へ。こちらはソメイヨシノがほぼ満開。土日はたいそうな人出になることだろう。坂をゆるゆると春日通りに抜けて、伝通院の開花をチェック。九分咲きといったところか。

2009-04-10 (Fri)

[media] 週刊新潮、大誤報

 

朝日新聞阪神支局襲撃(87年5月)など一連の本社襲撃事件の実行犯を名乗る島村征憲氏(65)の手記を週刊新潮が連載した問題で、同誌編集部は7日、島村氏本人が手記を否定するかのような趣旨の発言をしている、との書面を朝日新聞などの報道機関に送付した。同誌編集部は、今月16日に発売する23日号誌面で、手記の掲載に至った経緯を説明するとしている。

[From asahi.com(朝日新聞社):自称襲撃犯が手記否定発言か 新潮社、朝日新聞社に書面 - 社会]

 

朝日新聞襲撃事件の真相問題は、いよいよ週刊新潮の大誤報の色が濃厚になってきた。「やっちまったな」という感じ。同誌の早川編集長とは、「新潮45」の編集長時代に一度お会いしたことがある。スマートなキレモノの印象はあったし、週刊に移ってから部数を伸ばしたと聞いてはいるが、しょせんは「売らんかな」のスキャンダリズムの人だったということだろう。

惜しむらくは、この誤報をきっかけに早々と他の部署へ飛ばされてしまったことだ。肝腎なところで「逃げた」という印象は免れない。というか、新潮社がエリート編集長に傷がつかないよう「逃がした」か。

週刊新潮の誤報、歪曲報道は今に始まったことではないが、この手の虚言癖のネタモトに、今回はいとも簡単にダマされてしまったということだろう。虚言だとわかっていてストーリーを捏造したとすれば、事がジャーナリズム襲撃の問題だけに、影響は深刻だ。言論機関の暴力的圧殺という大事件を、イエロー・ジャーナリズムが弄び、適正な捜査を混乱させ、結局は自分のクビを締める格好になるのだから。

ただ世間的にみれば、こうした騒動も「いつもの週刊誌だからね」で終わってしまう。誰もが週刊誌の報道など端から信じてはいない。そもそも週刊誌など、もう誰も読まない。そういうしみったれた虚業に、東大出だの、早稲田出だののエリートが身を染めて、いい気になっている時代は、もう終わってしまったという感もする。 むろん、スキャンダリズムがパワーをもっていた時代があると私も思うのだが、それが体制に媚びた瞬間に、そのパワーは消滅するのだ。

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_ Y氏 [週刊誌だけじゃなくって新聞だって嘘ばっかり書いているし、TVのニュースはバラエティだからなぁ(笑)まあ、これまでのジ..]


2009-04-15 (Wed)

[life] 旅の不安

今週は仕事がちょっと多忙。しばらくヒマしていたので、仕事のやり方を忘れかけていた(笑)。

ナポリ・シチリア旅行準備、ホテルの手配はネットで全部済ませたが、細かい情報収集はまだ残る。歳のせいだろうか、心配性な部分が増えているようで、あれもこれもと準備しておきたくなる。

ナポリの路上ひったくりも、交通機関のストも、安ホテルでお湯が出ないかもしれないのも心配だ。昨日など急に、先のイタリア中部地震の余波で、ヴェスヴィオ火山やエトナ山が噴火するんじゃないかと不安になった(笑)。しかし火山爆発ばかりは対処のしようがない。何より心配なのは2週間以上の不在の間に、実家に何事か生じないかということ。旅行の途中で帰国した場合も一定額保証してくれる付帯条項のついた海外旅行保険を契約してしまった。こんなの初めてだ。

写真は、ヴェスヴィオ火山が最後に爆発した1944年の模様。噴煙をあげる火山の上空を、米軍の爆撃機がドイツ軍攻撃に向けて飛んでいる。(ナショナル・ジオグラフィック誌より画像の説明

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_ Y氏 [リアル「ヴェニスに死す」もいいんじゃない(笑)]


2009-04-19 (Sun)

[life] 木場〜深川〜門仲

都現代美術館の巨大ロボ土曜日のお散歩。木場公園〜東京都現代美術館〜「深川宿本店」で深川飯のランチ〜清澄庭園〜森下〜「山利喜もりもり店」のもつ煮込み〜門仲「Okamo's和風diner」で夕飯〜豊洲ららぽーと「BELG・AUBE」でベルギービールという「豪華」ツアー。よく食った、飲んだ。

山利喜のもつ煮はワインに良く合う。豊洲の街並みが一変していたのに驚く。

他の写真は下記をクリック。


2009-04-21 (Tue)

[life] 孤独死ふたたび

オンライン上の消息が不明になっていた、鹿児島在住のMac関係の友人M氏。いろいろツテをたどって消息を尋ねていたのだが……1月に亡くなっていたことが昨日わかった。

40代独身男性。家族と暮らしてはいたが、ある意味では孤独死だ。

2002年、同じカテゴリーの別の知人E氏が、やはり一人暮らしのアパートで亡くなっている。そのときM氏はE氏の訃報を聞きつけ、まっさきに旅行中の私に教えてくれた人だ。私と一緒に福岡での葬儀にも駆けつけた。

まるで7年越しに、何かのチェーンが張られていたかのように。これを因果というのだろうか。

いや、因果などない。一人ひとりの死は何かに括られるものなのではなく、それぞれが独立しているのであって、生き方が個性的であるのと同様、死に方もその人なりの個性なのだと思いたい。そう思わなければ、やっていけない。


2009-04-25 (Sat)

[trip] ナポリ到着

ナポリ湾を眺める 時差の関係で木曜日中にローマに到着。翌朝、列車でナポリ入り。危ぶ まれた天候だが、こっちの天気予報は当たらないのか、きわめて良好。ケーブルカーで丘の上に昇って、紺碧のナポリ湾の向こうにそびえるヴェスヴィオ火山を眺める。まだたいしたものは食べてないけど、ムール貝、イカ、タコ、アサリのシーフードサラダが美味しい。ピザがそんなに好きではない私も、ナポリピザのうまさはわかる。 ということで、到着のご報告まで。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_  [イタリアマニアの編集者は、ナポリはウマイといっていた。 帰ったら川口さんと宴会しよう!]

_ ひろぽん [宴会、ぜひぜひ。]


2009-04-30 (Thu)

[trip] ナポリからシチリアへ

昨晩、この船でティレニア海を渡り、シチリア島へ。前日は近隣のアマルフィ海岸に行く中型ボートが天候不順で欠航したということで、少し心配していたが、昨夕にはなんとか天候も回復し、乗船時にはナポリ湾に大きな虹がかかっていた。多少の嵐でもこれだけの大きな客船フェリーなら大丈夫だろう。それにしても、この大きさは想像以上だった。

内部にレストラン、バー、映画室、子供用の遊び場までついている。夜8時過ぎにナポリ港を出港、朝の6時過ぎにはパレルモ港に入港。Tirrenia ferry

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ ナラン [優雅な旅行中、なんですが、豚インフルがイタリアでもということですぞ。要注意! 帰国後隔離、なんてことにならぬように!..]

_ ひろぽん [豚インフル、ちょっと心配。]

_ Y氏 [いや、むしろ豚インフルで散るのが素敵かも (^^)]


この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。