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ひろぽん小石川日乗

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば

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「ひろぽんの南イタリア旅行記」はこちら。

2009-11-11 (Wed)

[media] 群集心理

昨夜は「メディアスクラム」とはこういうものかと、あらためて実感。

駅のホームでカメラを掲げて突進するフォワード。他社のタックルを果敢に引きはがす。怒号は警察官のものか。女性の悲鳴さえ聞こえる。何が彼らをそこまでさせるのか。浅野健一氏によればこういうのは「メディアフレンジー」と呼ぶのが正しいそうではあるが……。

一方、テレビ中継画面の後ろでVサインではしゃぐガキどもも、あれは宮崎勤事件のころからだろうか、常態化してきた。行徳署前なぞ、ジャージはおって、サンダルつっかけてきたような近所の連中がわらわらと。まあ、容疑者が新幹線と車で、どんどんこちらに向かっているのをテレビで全国中継されれば、「いっちょ見てくっか」「テレビにでも映ってくるか」ってことにもなるんだろうが……。

事件に熱狂する人々と、それを深夜のテレビで見ている私も含めて、群衆心理というものがある。羞恥という感覚が一瞬消えるとき。

[book] 数学者の伝記

Twitterでひょんなことから、数学者の伝記の面白さを教えてもらう。
  • ポール・ホフマン著『放浪の天才数学者エルデシュ』草思社
  • 山下純一著『グロタンディーク 数学を超えて』日本評論社
  • ロバート・カニーゲル著『無限の天才—夭逝の数学者・ラマヌジャン』工作舎
  • マーシャ・ガッセン著 『完全なる証明 100万ドルを拒否した天才数学者』文藝春秋(ペレルマンの伝記)
  • 簡単にさわりに触れるのなら、
  • 藤原正彦著『天才の栄光と挫折—数学者列伝』文春文庫
  • あたりだろうか。
    本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
    _ 長官 (2009-11-12 (Thu) 00:42)

    異説 数学者列伝 ちくま学芸文庫 がおすすめです。

    _ 長官 (2009-11-12 (Thu) 00:46)

    リーマン予想・天才たちの闘い http://www.nhk.or.jp/special/onair/091115.html

    _ ひろぽん (2009-11-12 (Thu) 03:56)

    おお、ありがとうございます。


    この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。