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ひろぽん小石川日乗

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば

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2008-08-30 (Sat)

[book] 『磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ』

最近のノンフィクションでは『磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ』(平松剛著・文藝春秋)が抜群に面白かった。建築ノンフィクションというジャンルは十分成立するかもしれない。丹下健三をこんなにコケにしていいのかというぐらいの皮肉とユーモアの効いた物言い。建築設計事務所(アトリエ事務所ではあるが)の仕事の風景や公共建築のコンペをめぐるさまざまな駆け引きも、淡々と描かれる。何より文章が面白い。著者の大宅壮一賞受賞作『光の教会』も躊躇なく購入した。 画像の説明

この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。