ようやく出たMac用の地上デジタルテレビチューナー。100台のみ先行予約販売だそうだ。「デジタル放送コンテンツ保護規定のため」ディスプレイ一体型の機種のみ対応とか。いま Mac Pro でときどき地上波テレビを観ているが、MacBook では観るかなあ、私の場合。
ディスプレイ一体型のみ対応というのが、他社製品(アイ・オーとか)も含めてこれからの地デジチューナーの仕様だとすると、ちょっと辛いかも。
これまでの経験から高橋さんは「熊や猿ではない、二足歩行をする謎の動物がいることを確信した。実在を必ず証明し、保護の道を開きたい」と話している。どうなんでしょ。たんなる好奇心といえばいいのに、「保護」だなんて……。雪男に遭ったらまず本人が「保護されたいかどうか」を確認してほしい。
体内の水分がすべて蒸発しそうな夏の午後の太陽。きょうは確実に3月のマラッカより暑いや。歩いているだけで汗はかくが、意外とベトつく湿気はなく、ここまで暑いとむしろ爽快になる。濃く、短い人の影。白いパラソルに、透き通った肌の女たち。そしてヘタレた犬ども。写真を撮りに出かけたくなるなあ。
それはともあれ、今の私にとってのより大きな関心は、実は iPhone 3G などよりも、分厚い事典なのだ。最近、物欲が、ビット世界からよりアトミックなほうへ、あるいは質量の手触りのほうへと回帰しているのだろうか。
なかでもこの『世界映画大事典』は切実に欲しいなあ。本来は図書館などで利用すべきものだろうが、図書館に通う習慣がない身としては、ぜひとも手元に置いておきたい一冊。三省堂からも『日本映画作品事典(仮題)』というもっと分厚い本の刊行が予定されているという。
先日も、そのビジュアルの秀逸さに惹かれて、『戦争の世界史 大図鑑』なる本を買ってしまった。ロッキングチェアに収まって、パイプかなんかふかしながら、この手の本のページをめくるというのが、子ども時代に想像した理想の中高年像だった。いまその年齢に達し、なんとか本は買えるようになったが、しかしそんな時間的ゆとりはない。せめていつかのために、この手の本を確保しておきたい。
会場のどこかでテロでも起きないかと思って、つい最後まで観てしまった(笑)。
太鼓でも舞踊でも、一糸乱れぬ中国人民。さすが、マスゲームとなると強いですな。石原慎太郎も感激したらしいが、たしかにこうした全体主義的な美しさへの願望は、中国指導部にも石原にも共通した心性なのかもしれない。
というか、これは一つのスペクタクル映画と捉えるべきなんだろう。あの絵巻物がスクリーンのようになって映像を映し出すのはどういう仕組みになっているんだろう。
それにしても、中国4000年の歴史を孔子から始めることに、少々驚いた。孔子っていまの中国でそんなに再評価されているんだろうか。シーンが現代に移るとき、その起点となった中国革命に触れていないのも、奇妙だ。
同じように疑問を感じた朝日新聞のコラムニスト・若宮啓文が、中国中央テレビのメインキャスターに尋ねたそうだ。「“革命"はどこに消えたのか」と。返ってきた答えが、「えーっ、そんなこと考えてもみなかった」。そして「華やかなパーティーに革命服は似合わないでしょ」とも。(朝日新聞8月11日付コラム「看看北京」)
革命は遠きにありて思うもの、なんだねえ。
開会式評では、英フィナンシャルタイムズの翻訳が面白かった。英国流の皮肉とユーモアが効いている。
そうそう、俺も心配していたのだよ。延々と踊り続けるミニスカのチアガールたち。チャン・イーモウのスペクタクルに比べると、彼女たちの踊りは、あまりにもチープに見えたけれど。
お盆の週間は夏休みにして、中盤は西伊豆・井田で遊ぶ。学生時代によく来ていたところ。それこそウン10年ぶりだったが、ひなびた海辺の村という佇まいは変わらず。ただ、ダイバーたちが多かったのは驚き。海のきれいさは定評があるらしい。
釣りに海水浴、さらに翌日は修善寺に場所を移して、ゴルフ、ついでに卓球まで(笑)。背中が真っ赤に日焼けして、しばらくイタ痒かった。週の後半は実家に帰る予定が、諸事情があって、1週間延期に。
お盆の週の前半は何をしていたかというと、iPhone 3G で遊んでいた(今も遊んでいるけど)。白山のソフトバンク・ショップで「見てるだけ〜」のつもりが、激しい夕立で帰るに帰れず、ついポチっとな。電話としては使わず、3G回線も使える iPod touch 風な使い方がメインになるだろう。個々の機能に不満もなくはないが、ユーザビリティはよく考えて作られている。これまで私が使ったPDAのなかでは、最高の出来に思える。
夏休み明けはすぐに大阪出張があった。今週末に帰省したとして、来週頭にはまた名古屋出張。暑さが少し和らいだ感がするのが、せめてもの救い。
今週の週明けから忙しい。出張・取材・原稿、 iPhoneいじりなどなど。来週もそんな感じ。ついでに全米オープンテニスなんかも始まっちゃったし、欧州の各国サッカーリーグもいよいよ開幕だし。このままのせわしない状態で、気づいたら「もう秋」ってな感じだな。取り急ぎ近況のみ草々。
オリンパスイメージングは、「フォーサーズシステム規格」に準拠したデジタル一眼レフカメラの開発を引き続いて推進していく一方、その小型・軽量ボディーでご好評を頂いている「E-410」「E-420」よりも、さらに小型化、薄型化したカメラボディーや交換レンズ群、アクセサリーの商品化を図っていきます。もともとオリンパスファンだった私としては、超小型・軽量のデジイチのラインが増えることは歓迎だ。E-420よりもボディサイズはどんだけ小さくなるんだろう。しかし、マイクロフォーサーズについて松下はどこまでやる気なのかは、ちょっと不安。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。
_ ひろぽん [I/Oデータも年内に発売を予定しているようだ。ただし、こちらも >ディスプレイ一体型のみ対応 どうやら「Macに搭載..]