日曜日午前中は神保町界隈を散歩。ランチは水道橋の「海南鶏飯」。白山通りに面しているからこの看板は何度も目にしているはずだが、2階ということもあって、それと意識しないとなかなか入らないものだ。ここはシンガポール料理を謳っているが、マレーシアの味とたぶんそんなには違わないだろうと期待して。
若い女性客が多かった。アジア・エスニックは、吉牛を食うよりはオシャレってことだろう。人気に乗じて、汐留、赤坂のビルにも進出しているようだ。店名どおりの「ハイナン・チーファン」(950円)を食す。蒸し鶏が冷たいのはこの料理ならではなのかどうか、初めて食うのでよくわからない。温めてもいいかなとは思うが……。とはいえ、鶏も3種のタレもタイ米のライスもさっぱりとして美味しかった。食後に珈琲を所望したら置いていない。そしたら、マスター風の人が、「私のプライベート・コーヒーでもよろしければ…」と一杯ご馳走してくれた。いい気分になる。
海南鶏飯を看板に掲げる店は、こことは別の「海南鶏飯食堂」ってのが恵比寿、麻布あたりにあるらしい。
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