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ひろぽん小石川日乗

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば

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「ひろぽんの南イタリア旅行記」はこちら。

2008-12-18 (Thu)

[life][book] 満州など

師走という感じが全くしない。木枯らしピューピュー、うーサブーという感じがないからかな。先週はわりとヒマしていたが、今週は長時間の電話取材やら原稿書きやらで、けっこう忙しい。昨日も朝5時起きでカキカキ。昼過ぎに一本仕上げたら急に力が抜けて、ランチに1年ぶりぐらいの近所のうなぎ屋で鰻重の上を食って、それからなぜか午後は、講談社現代新書『〈満洲〉の歴史』(小林英夫著)などを読んでいた。こういう脈絡のない読書とか、途中で気を抜いてしまう時間の使い方とか、というのが、良くも悪くも私の性格なんである。画像の説明

『満洲』本は私が知っている・聞いたことがある話と、そうでない話が半々。当然、張作霖爆殺のコミンテルン陰謀説など「とんでも系」の話は一行たりとも引用されていない。満州植民地経営の、計画だけは立派だが、その足をひっぱる戦争政策のハチャメチャという感じが、よく描写されている。植民地農業政策としての満蒙開拓移民も結局失敗に終わり、農業生産は上がらなかった。私の叔母という人も、この愚策に翻弄されて命を失った一人である。

さて本日は朝から奈良出張。シャープの女性技術者取材。


この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。