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ひろぽん小石川日乗

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば

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「ひろぽんの南イタリア旅行記」はこちら。

2008-01-05 (Sat)

[life] [book][movie]2008年

ようやく仕事始動。年末年始は散歩と本と映画(DVD/TV)が中心。平均毎日1万歩運動はいまのところまだ続いている。昨日は近所の小石川後楽園内を一周してから飯田橋・神楽坂あたり。神楽坂にはよさげな飲み屋がいっぱいあるねえ。これから少しずつ開拓していこう。

ちなみに小石川後楽園の命名は、中国から亡命してきた明朝の遺臣・朱舜水によるものであることを今回改めて知る。湯島聖堂と共に江戸儒学の拠点であったのだな、このあたりは。

で、その今となっては狭苦しい庭園から見えるのは、総工費540億円ともいわれる文京シビックセンター。年間維持費が100億円以上と、この前聞いて唖然とした。ムダにドデカな建物である。小石川後楽園からドデカ・ポットを見やる

本と言えば、このところ読んでいる西川長夫の「国民国家=新植民地主義批判」論と、仲里効『オキナワ、イメージの縁』(未来社)やマーク・エイブリー『「消えゆくことば」の地を訪ねて』(白水社)が私の頭のなかで、すっきりとは言わないまでも、かなりのスパーク度で接続した。ついでに、映画『ニライカナイからの手紙』(熊澤尚人監督)や『ニューワールド』(テレンス・マリック監督)などの映画も、これらの読書とどこかで繋がっている。

雑多で泡のように消えていく関心とはいえ、神経中枢は同一人物の中にあるわけで、自ずから選択の方向にはなんらかの関係がある。偶然の繋がりのように見えて、それはある種の必然なのだ。とはいえ、こうやって日々読んだもの、見たものの断片が、少しずつ「重合」されていく気分は悪くはない。


2008-01-06 (Sun)

[movie] 『パフューム』

友人の1人が昨年のベスト1に挙げていた作品。公式サイト

トム・ティクヴァというドイツ出身の監督はまだ42歳と若いが、『ラン・ローラ・ラン』や『ヘヴン』の人と聞いて納得もした。両者ともに独自の世界をもついい映画。その才能は投資価値があると、プロデューサーらは踏んでのうえで、この大作を任せたのだろう。美術には相当な予算がかけられているようだ。18世紀パリの腐臭に満ちた下町とか、橋の上の奇妙な建築物が倒壊するシーンとか、処刑台に群がり倒れる群衆とか、これを見るだけでも一見の価値あり。画像の説明

得も言われぬ天使の香りのようなオーラを放つ処刑台の周りで750人のエキストラが服を脱ぎ交接するシーンはCGではないというが、よくぞ撮ったり。パゾリーニ映画を彷彿とさせる群衆の痴態。だが、冒頭の臍の緒をつけたまま産み落とされる赤ん坊は一部CGじゃないかなあ。もしそうじゃないとしたら、ほんとよくやるよ。

たんに物量やグロテスクなシーンで圧倒するだけじゃなくて、何気ないカットにも感性を感じる。たとえば、恐怖の殺人鬼から逃げ出すために、リシ(アラン・リックマン)と娘のローラ(レイチェル・ハード=ウッド)が馬で遁走するシーン。レイチェルのかぶる帽子が風に飛ばされ、赤毛が風になびくところなんか、鮮やかな色彩感にハッとする。

だいたい、女性の裸をこれほど美しく官能的に描いた映画も近年まれであろう。それも生きた肉体ではなく、屍体を。たとえそれが巨大なガラスの水槽につめられたものだとしても……。私に屍体趣味はないが、作品全体にみなぎるエロチシズムは怪しく心を掻き立てる。ふと、リュック・ベッソンが製作にかかわった『つめたく冷えた月』(94年)という映画を思い出したりした。月夜の晩に、美女の屍体を盗む男たちの話だ。

冒頭に死刑宣告のシーンをもってきて、そこから時間を巻き戻すように主人公の生い立ちを語り始め、かなりの時間を過ぎて処刑台となれば、たいていの観客はここでつつがなく下手人が処刑されて大団円と考えがちだ。それでも不満はないほどの、緊密な描写が続いていた。たとえそこからのどんでん返しを予想した人がいたとしても、あのようにゴージャスなカリスマ誕生のシーンまでは想像つかないだろう。そこにこの映画の構成上の最大の見所がある。

この映画のテーマはなんだろうか。倫理的に人間の枠外にある怪物が、最後に贖罪を受けて浄化されるという展開などは、どこかやはりキリスト教文化(たとえそれが反キリスト教的だとしても)のモチーフを感じる。主人公グルヌイユ(ベン・ウィショー)は最後は生まれ落ちたパリの貧民街に戻り、香水で群衆を吸引し、それらによって押しつぶされて、肉体そのものを消滅させるが、これはまるでイエス・キリストの昇天ではなかろうか。香水に幻惑された人々の罪を、すべて購うかたちで消失してしまうのだから(ここでもふと私は、テオ・アンゲロプロスの『アレクサンダー大王』(80年)のラストを思い出したりしていた)。

とはいえ、やはりこれは人の倫理や宗教性を問う映画ではない。あえていえば、フェティシズムの虜となったカリスマの誕生と破滅の物語。愛の不在あるいは究極の愛の形。高度な寓話性をもちながらも、説教臭さを控えめに、娯楽性を厚めにしたところが、キリスト教や香水という文化に馴染みの薄い日本でも受けいられるゆえんだろう。

ストーリーに弱点がないわけではない。たとえば、物語の根幹に触れる部分だけれど、そもそも人の肉体から香水成分を抽出するという発想は、あまり科学的とはいえない。たとえそれが美しい処女に限られたとしても。動物ではジャコウ鹿とかジャコウ猫の生殖腺から優れた香料が取れるというが、はたして人間の肉体はそれほど香るものなのだろうか。ただ、まあこのあたりは物語だから、よしとして。

一歩間違えば、女性の皮を剥いでランプシェードにしたというナチスの悪行を思い出させたり、たんなる猟奇モノに陥りがちなところを、芸術性の高い映像がそれを救っている。 

一つわからなかったのは、アラン・リックマンが「俺は騙されないぞ」と剣を片手に処刑台のグルヌイユに近づきながら、最後は「わが息子よ」と平伏すところ。この「息子」にはどんな意味があるのか。象徴的な意味なのか。それとも実際に血の繋がった息子としてのDNAをそこに感じたのか。もし後者だとすれば、グルヌイユはプロバンスの金持ちがパリの屋台の女に孕ませた不倫の子ということになる。もしそうだとすれば、背徳の罪の因果は巡り来りて、ということか。腐臭にまみれたパリの街で、魚のはらわたの上に産み捨てられた父親も知らない息子。彼が悪行の果てにやっとたどりついたのは、父性のほのかな温もりであって、それによって初めて浄化は完成されるということになるのだろうか。 

主役のベン・ウィショーは新しい発見だ。処刑台から群衆に向かって香水のついたハンカチーフを指揮者のように振るシーンは、まさに大見得切り。あえて、けれん味たっぷりに演じることで、映画の最高潮を演出している。欧州ではときおり、こうしたけっしてイケメンとはいえないものの、繊細かつ野性的な演技のできる若手が登場する。アラン・リックマンというこれも舞台出身の怪優とがっぷりよつで、いい勝負をしている(☆☆☆☆/最高☆5つで)。


2008-01-10 (Thu)

[life] 水曜日の行動

早朝から原稿と企画書みたいなもの。午後、東京理科大のロボット工学の准教授取材(九段下)。夜、某雑誌の新年会(神楽坂)まで時間があったので、飯田橋で佐々木譲の警察小説を買い、ドトールでしばし読書。今年度直木賞候補作。その作家の妻が私の知人という関係。

まだ読み始めたばかりだが、警察一家から見た一つの戦後史なのか。今年の直木賞は馳星周の下馬評が高いが、佐々木さんに取らせたい気もする。

神楽坂の新年会を終えて、徒歩帰宅途中で、久しぶりのTP。旧来の常連客らと歓談。


2008-01-11 (Fri)

[book] 佐々木譲『警官の血』

昨日。午前中の取材は編集の勘違いでアポが取れていなかった。来週に延期。現場まで行って、うーむと唸りながら帰宅。

仕事はたまっていたのだが、『警官の血』を読み始めたら止まらなくなって、上下巻778ページを一気に読了。谷中あたりが舞台というのがいい。さすが作者の土地勘のあるところ。昭和30年代の古い地名を地図で確認しながら、読み進む。戦後期の世相や警察組織の様子なども、よく調べていることがうかがえる。谷中の五重塔のことは知らなかった。今度、主人公が歩いた道をたどりながら、散歩でもしてみよう。画像の説明

二代目の警察官は地域交番の駐在を志しながら、左翼過激派への潜入捜査を命じられる。警察のスパイ。ワタシの政治信条的にはムムムとなるところだが、PTSDを発症するまでに至った潜入捜査官の苦渋がかいま見えて、それはそれで権力の下で働く人間の葛藤はよく描かれている。事実関係を掴んだことはないが、たしかに学生運動や労働運動への公安の潜入捜査は行われ、それなりに実績を挙げてはいたのだろう。

三代目は、最初の配属が上司の腐敗を暴く内偵捜査。なんでまた。このあたりは、ハリウッドの警官映画を観るかのようなタッチだ。実際、こういうことってあるのかなあと訝しく思いつつも、面白く読めた。代を経るごとに、警官の血も濃くなるのか、ふてぶてしさを増すラストがいい。

佐々木氏の小説は初めて(ノンフィクションで、キューバ革命のカストロを描いたものは読んだことがある)だが、なかなかグッと来る作風ではある。高村薫が直木賞を取っているのだから、この人が取ってもおかしくはない。


2008-01-15 (Tue)

[life] 佐々木譲『警官の血』の地

同書の主人公が二代にわたって駐在所警察官を務めるのが、谷中の天王寺駐在所である。架空の駐在所名かと思っていたら、この前の散歩のおりに実在するものだということを知った。「下谷警察署天王寺駐在所」。たしかに小説に書かれたように、そこに隣接して天王寺五重塔の跡がある。

五重塔は小説の冒頭に描かれたように昭和57年の放火心中事件で全焼し、いまは礎石を残したまま小さな公園になっている。幸田露伴の小説『五重塔』は名前だけは知っていたが、この天王寺の五重塔が舞台とは知らなかった。未曾有の嵐の前にも「感応寺生雲塔の釘一本ゆるまず板一枚剥がれざりしには舌を巻きて讃歎し」と描かれた建築だ。天王寺駐在所谷中五重塔跡初音小路

小説中の芋坂、三崎坂、初音通りなどもすべて実在の地名。二代目の主人公は地元の住民から居酒屋で父の代の昔話を聞き出すのだが、その店があるとされる「初音小路」も実在。昭和の香り濃厚な小さなアーケードだ。

『警官の血』は谷根千散歩のよきガイドブックでもある。


2008-01-16 (Wed)

[life] 火曜日

天気はいいのだが、寒い。朝から2本の取材と夕方から1本の対談進行。都内を転々と移動するうちに万歩計は1万を超える。途中、ここ数日電話やメールできなかった人たちに連絡。“甥”のT君とも電話で話す。

旧友Yから淺草で飲み会のお知らせ。一緒に来るのは20年も前の知人だというのだが、かすかな記憶しかないんだよねぇ。まあ、新しい出会いということで。もう一つ、2月早々にも新年会あり。

ただいろいろ懸案事項があって、気分晴れず。

マレーシア旅行を少し考える。

[media] 青木冨貴子

そうか、青木冨貴子さんは青木書店の創業者の娘だったのか。


2008-01-22 (Tue)

[goods] P905i

近所のドコモショップに予約していた P905iのクロ。来月になるかなと思っていた入荷の案内があり。昨年の端末紛失時の機種変更から8カ月しか経っていないので、お値段はかなり高かったけれど、思い切って機種変更。日頃、ケイタイなんてとバカにしているわりには、新機種が出るたびに変更していないか>自分。

今回はG3、GSM両対応など「全部入り」という謳い文句に惹かれた。意外とスマートな外観。初めてのワンセグ携帯だもので、バカみたいにテレビを観てしまった。携帯で観たいほどのコンテンツというのは実に少ないにもかかわらず。カメラ機能やメール機能も細かいところで改良があるが、たぶん全機能の10分の1も使わないだろうな。それでも Bluetoothヘッドフォンとか、海外対応充電アダプタとかが欲しくなる。


2008-01-24 (Thu)

[book] 鶴見良行『マラッカ物語』

Amazon の古本屋に注文しておいた『マラッカ物語』が届く。鶴見良行の1981年(初版)の著作。今はみすず書房の著作集に収められているが、あの著作集はちょっと高くてねえ、ということで古本を求めた。鶴見の本はいくつか読んでいるが、これは未読だった。3月のマレーシア(KLとマラッカを予定)旅行の準備の一環。時事通信社刊

序章にちょっと目を通すと、いきなりタイのクラ地峡に運河を引くという話から始まる。マラッカ海峡のバイパス確保のために計画された70年代の国際プロジェクト。一時は工事に水爆を使うということで反対運動が起こり、その経緯は私にもうっすら記憶があるものだったが、たぶん今はもうその計画は消えている。

住民を立ち退かせて水爆で穴を掘るというのは、たしかに乱暴極まりないが、資本主義のコスト論だけから言えば、今後もありえない話ではない。そういうことに、日本の商社がカネを出し、御用の科学者や技術者が動員された歴史がある。

鶴見の視点は、むろん立ち退かされる住民の側、運河工事で破壊されるだろう伝統的社会に向けられている。そこで、マラッカ海峡の社会史をフィールドワークしてきちんと調べてみたくなったというのだ。

つまんねえ仕事をいそいそと片付けて、週末はこの本にどっぷり浸かりたいなあ。マラッカ関連でいえば、金子光晴と沢木耕太郎も再読しておくべきか。

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_ アミーゴ渡部 [マレーシアに行くのなら鳥インフルエンザに気をつけてくださいね。気をつけてもなるときはなるのですが。N95マスク持参で..]

_ ひろぽん [H5N1亜型に関してはマレーシアでの感染事例はなかったような。ま、周辺では発生してますけどね。]


2008-01-30 (Wed)

[IT] P905iでMacBookをBluetoothで繋ぐ

FOMA P905i は HIGH-SPEED パケット通信対応機種であり、これをPCと接続し mopera U など対応ISPを経由すれば、下り最大3.6Mbpsで通信できることになっている。これまで、P903iなどを回線交換方式の 64K では繋ぐことはあったが、ハイスピード感を試すべく、MacBook( MacOS X 10.4)でFOMAパケット通信にトライしてみた。もちろん、905i はシリーズ唯一の Bluetooth 搭載モデルだからして、MacBook との間は Bluetooth 接続でなければならない。

MacOS X での Bluetoothモデムとしての認識は問題ない。モデムドライバの設定では、FOMA USB modem(unofficial)というのが出てくるのだが、これは以前にFOMAUSBDriver for Mac OS X プロジェクトのものをインストールしていた名残だな。他の、FOMA系ドライバを指定しても接続は可能なはずだ。

FOMAパケット通信の場合、Macで問題なのは、mopera 以外のISPのAPN 指定が面倒なこと。Windows用にはそれらを設定するユーテリティが支給されているのだが、Macにはそんなものはない。上記の FOMAUSBプロジェクトが提供するツールでも可能なのかもしれないが、今回はこのblogの記事を参考にして Terminal をいじって設定した。設定するのは、ASAHI-NETの APN だ。

結果として成功。インターネット接続設定の「電話番号」欄には、*99***2# という呪文を入れることで無事に繋がった。

今回はメールを受信しただけだが、たしかに 64K よりは圧倒的に速い。Bluetooth 接続なので、ケーブルも不要。最初の設定さえ厭わなければなかなか便利には使える。ただ、最大の問題がパケット料金。下手にWebブラウジングなどしたら、パケ死必至。まあ、出先で P905i で繋がなくちゃならないことなんて、年に数回程度あるかどうかだから、DoCoMoの定額データプランに入るつもりはないし、そもそもこの定額プランは「HIGH-SPEED対応機種を接続したパソコンより、“定額データプラン接続ソフト”を利用して定額対応アクセスポイントへ接続した国内FOMAパケット通信に限る」という制限がある。DoCoMoが提供する「定額データプラン接続ソフト」に Mac 用は存在しない。ということは、自前セッティングで勝手に繋ぐと、定額対象からは外れるということかもしれない(このあたり要研究)。→その後、DoCoMoのサポートに確認したら、「その通りです」とのことだった。DoCoMoのバカ!

ともあれ、この時代にパケット代を気にしながらの通信というのは、いささかうんざりではある。

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Before...

_ estangece [I want to say - thank you for this! http://www.offspring...]

_ estangece [It is the coolest site,keep so! http://www.kinofilm.org.u..]

_ Y氏 [spamにやられているぞ (^^]

_ estangece [Now that she was out of school)) http://forums.relicnews...]

_ Y氏 [長官に怒られていたけど(笑)ちゃんと設定したか?]


2008-01-31 (Thu)

[cynicism] ギョーザ、危ない

中国産冷凍餃子で、またぞろ日本人のテンションが高くなっている。「反中」厨には絶好の攻撃材料がまた増えた。当分、餃子定食だけは止める人が増えるだろう。巷の中華料理屋さんも、風評被害で大変だろうな。

いまさら国産にすべきだっていったって、いまどき冷凍加工食品で海外産食材を使っていないメーカーのほうが皆無だろう。だからあんなに安いのよ。

そもそも日本は、自国民の口に足りるだけの農水産物を生産できない国なのだ。餃子に農薬が入っていたから、とりあえず全品輸入禁止して、ほとぼりが冷めたらまた再開という構図。ほとぼり冷めるのに3カ月とみた。

中国の食品がすべて危険なわけでもないだろう。高級店の満漢全席食って死ぬ人はいない(食い過ぎて死ぬ人はいるかもしれないけれど)。コストを叩くと、品質がとたんにおろそかになるという国柄なのよ。

その品質管理は大問題だとは思うけれど、日本だっていばれたものではない。新しくは雪印食品。古くは、カネミ油症とか、森永ヒ素ミルク事件とか、とんでもない事件もありました。

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_ ぜっぴ [「満貫全席」ではなく「満漢全席」では……。満貫も好きだけど。]

_ ひろぽん [直スますた(^.^;]


この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。