連休中にやったこと。映画『君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956』。半世紀前のハンガリー動乱のことを歴史として勉強するにはいいが、ジャンヌ・ダルクのように勇ましい反ソ革命の闘士とオリンピック選手との恋の描き方は、ドラマとしては類型的すぎるかな。公式サイトにコスタ・ガブラスの『ミュージックボックス』についての記述があるが、これって公開年とか監督名とか、間違っているんじゃないかな。
本は桐野夏生の『グロテスク』。論じられるべき意欲作だとは思うが、オレの琴線には触れなかった。桐野の「娼婦論」を読まされているようで……。で、桐野はそれを説明し尽くしたかというと、最後は自分自身も混乱しているようで……。
後は散歩と酒飲み。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。
映画スタッフのプロフィールに間違いを発見した件。配給元のシネカノンにメールしておいた。今は訂正されている。