小林よしのりはマンガも人柄も思想も下品なので、本を買ってまで読まないことにしているのだが、台湾旅行の準備で読み始めた『“小林よしのり『台湾論』”を超えて―台湾への新しい視座』(東アジア文史哲ネットワーク編)は面白い。
よしりん的誤解・曲解・こじつけは、何も彼固有の問題ではなく、アジア植民地問題を本質的に超えることができないでいる日本人総体の貧しい視座のあらわれということがわかる。
実証的な歴史学の立場からすれば、小林の本はほとんどデマゴギーのオンパレードに近いもののようだ。ただ、そこで切って捨てるだけでなく、よしりん的問題提起を批判的に受け止めつつ、狭隘な自尊史観に変わる新しい台湾論を提示しようとする、ポスト・コロニアリズムやカルチャー・スタディの若手の学究たちの作業は、刺激的で学ぶところが多い。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。
台湾。そうだ、台湾行かれるんでしたね。良いなぁ〜〜〜。
でも沖縄から船でとか書いてらっしゃいましたよね、以前。
どんなだったか、また報告して下さいね。
私もその内にお茶と乾物(薬膳系)の買い物と故宮博物館目当てで行きたいです〜〜〜。
果物も食べたいけれど、旬の季節は暑いだろうな・・・(_ _ ;