に行ってきた。といっても、街宣活動にでも、受信料不払い通告に、でもないんだけど。NHKの大道具・小道具を一手に引き受ける子会社の情報システムの事例紹介というお仕事。数万点、いや、小物や衣装まで含めたら数十万にも及ぶ物品の管理システムですな。渋谷の放送センターの中に組上がった『義経』のセットなんかも見せてもらった。幅20mはあろうかという巨大なスクリーンにインクジェットで背景を印刷してあったりする。これを「遠見」と呼ぶらしい。職人言葉が残る古い気質の世界だが、みなさまのNHKなんで、物品管理は最新システムで水も漏らさずきちんとやってます、てな話でもあるんだけれど。面白かったっす。
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いまでもそんなふうに背景をつくっているんですか。「グッドモーニング・バビロン!」でも描かれていた映画の初期のころから変わっていないんですね。見てみたいです。
手で描くか、デジタル合成したのものを印刷するかの違いですね。ま、そのうち印刷せずにコンピュータ合成で背景を作るというのが当たり前になるんでしょうけれど。義経のセットは放送センターの見学コースに入っているから、ふつうの人でも観れると思います。