「利用者はルールを自ら形成しなくてはならないのに、現状はネットの匿名性に隠れ、やりたい放題となっている。利用者がその実態を直視しなければ、規制しか対抗手段はないと言える」という田島泰彦・上智大教授のコメントだが、「利用者がその実態を直視し」というところがまずはポイントだろう。しかし、現在の2ちゃんねる大衆に、そんな覚醒を期待するなど、はたして可能だろうか。理性への目覚めなどとは無縁の、潜在意識がそのままキーボードを介してぶちまけられているのが、現状の2ちゃんねるではないのか。
「清水さんが所属する麻雀店のホームページ上の掲示板にも同様の書き込みが10万件以上」というから、凄まじい。
ひろゆきは「掲示板管理人から金を取ろうとした裁判なので、清水さんを知らない一般ユーザーからも反感を買ったため」と言うのだが、これではまるで「石投げられたのは、あんたが訴訟なんか起こしたからだよ」というに等しいではないか。
田島教授のいう「規制」が何を意味するか不明だし、実際にネット掲示板の一切を実効的に規制することは困難だろう。しかし、だからといって、そのまま放置というわけにもいかないだろう、現に被害者が出ているわけだからなあ。
しかし、Mentor っていってもなあ。そういうこと理論化するのがアメリカらしいけど、そんな簡単にはいきませんって。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。
こびと1号です(わら