取材はそれなりに楽しい仕事だが、これだけヘビーだと肉体が疲れる。雨模様で蒸
し暑かったこともあるし。しかし、オレの仕事なんて世間の偉い人に比べたら忙し
いうちに入らないのかもな。
夕方になって携帯電話が通じなくなった。ネットワークの問題かと思ったら、どう
やらそうではなく、端末のバッテリーが甚だしく消耗し、それでスピーカーから音
声が聞こえないだけなのだとわかった。相手の方にはオレの声が聞こえるが、こち
らには全然または一部しか聞こえないのだ。
こういう不具合は初めての経験。とりあえず、バッテリーをチャージし直したら復
旧したようだが、そろそろ寿命かな。昨日は突然自宅のインターネットが落ち、
hubとケーブルの一部を交換したら直ったのだが、こういうトラブルは続くときは
続くものだ。
仕事先で交換した名刺の処理は、これまでMacでやっていた。名刺がある程度たま
ったところで、A4のスキャナーで Photoshop で読み取り、それを Photoshop のア
クション機能で自動的に名刺サイズに分割し、jpegファイルのまま保存するという
方法。検索はフォルダ分類とファイル名検索で行うわけだが、簡便とはいえ、あま
りスマートな方法とはいえない。
そこで、先日、Bic P Kan有楽町店に行ったおりに、メディアドライブの「やさし
く名刺ファイリングver2.0」という専用スキャナー付きの名刺管理ソフトを買って
みたのだ。店頭キャンペーンをぼぉーと見ていたら、1万円を切るお値段だったと
いうこともあり、簡単に引っかかってしまった。
これ、Windowsでしか使えないけれど、過去名刺の膨大な山を全部読み込もうとい
うのではなく、その日からのもらった分だけ読み込んでいくという、新規DB構築の
考え方で使えば、十分に使える。文字認識精度は、そうだな、実効85%程度だけれ
ど、自動認識設定にしておけば、スキャナーが連続して名刺を読み込んでくれる。
アプリ独自の方式で、文字認識したテキストをスキャン画像と一緒にデータベース
化するだけでなく、Excelなど形式にも渡せる。いったんWindows機で Excelファイ
ルにしたものを、Macに移し、さらに FileMakerPro にもエクスポートするという
作業は、そう面倒なことではない。今週は取材が多かったから、一挙に30件ぐらい
データが出来上がった。
ネットワーク共有対応、カラーでスキャンができる上位機種もある。企業でも部署
単位での導入ならオススメだ。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。