近所の後楽園に「LaQua」が5月1日にオープン。どんなものかと思って、
3日に出かけてみた。すごい人出。オレ的に使える店は、CDの新星堂と
ユニクロと高級スーパー・成城石井ぐらいかな。あと、メシ屋はそこそこ。
成城石井は鮮魚は少ないが、チーズ、パスタ、イタリア調味料といった
いまふうの品揃えはすごい。ワインはあったけれど、期間限定なんだって?
チーズはあるのにワインは常備じゃないというのは、これいかに?
10時まで開いている。値段はクイーンズシェフと同じくらいか。
地元民を相手にするのか、それとも通過客が相手なのか。
新星堂で、CDを3枚購入。来年のポルトガル旅行(希望)を前に
ファドのアマリア・ロドリゲスなど女性ボーカルを。コラリー・クレモン
というフレンチポップスを聞いていたら、フランソワーズ・アルディを
思い出した。学生時代、なぜかぞっこんだった時期がある。
実家の母から電話があり、もう35年も会っていない伯父貴が亡くなったとか。
うちの父は半身不随なんで、九州・佐賀までの長旅は難しい。替わりに母と兄が
行くことになる様子。オレは今晩から関西出張だし、来週はアメリカだし、って
んで断った。もともとオレの場合、親戚づきあいって、ほとんどしてないしな
あ。場所が近ければなんとかしたのだが。
せめて弔電でも打とう、と思ってはたと迷う。電報ってどうやって打つんだっけ。
調べたらインターネットからも打てるらしい。NTT東日本の
「D-MAIL」というやつ。例文はもちろん、封筒もいろいろと選べる。レイアウト見本も表示
される。最近の電報って「チチキトク」みたいな、カナ書きじゃないのか(昔から?)。
電話料金から引き落とすなら、事前登録が必要だが、クレジットカードならその場で決済
できるので、楽ちんといえば楽ちん。
白菊の1500円ぐらいの封筒を選んで、120文字ぐらいで、4693円也。けっ
こう高いものなんだなあ。ま、年にそう何回も使うものじゃないし。と、ふと
思ったのだが、このインターネット電報って、地方に地盤をもつ代議士秘書なん
かには最適のサービスかもしれない。同じ文面を複数の人に送れるみたいだし。
日曜日、問題の「成城石井」で買ってきたゴルゴンゾーラで作った、
フェトチーネのクリーミィ・チーズ・パスタは我ながら上出来。だが、
生クリームを余らせるのがもったいないので、翌日続けて作った
ほうれん草とツナのクリームパスタは、ツナ缶の水分を切らなかったため
全体に水っぽくなって失敗。
結局、連休はビデオ鑑賞大会。邦画では竹中直人監督の『連弾』が笑えた。
天海祐希はコメディアンとして秀逸。子供たちのセリフが上手い。竹中映画
としては安心して楽しめるんだが、しかしこのまま同じパターンはキツい
だろうな。(★★★☆☆)
『突入せよ!あさま山荘』。原田眞人監督の映画では『KAMIKAZE TAXI』
が大好きなんよ。『あさま山荘』もたしかにリアルに上手い。でも原作が
佐々淳行だからなあ。いろいろと鼻につくセリフはある。72年に連赤にシ
ンパシーを感じながらテレビを観ていたものとしては。
結局は、官僚主義を打破して、日本のFBI創建を夢想した佐々淳行の
武勇伝映画つーことか。しかし、本人をワンカット登場させるサービス
精神はいかがなものか(映画館のシーン)。なくもなが、だ。
原田眞人、ちょっと見損なったな。(★★★☆☆)
連休が終わってようやく仕事の態勢。だが、まだノリが悪いぜ。
LaQuaのオープンでジェットコースター(サンダードルフィンというら
しい)の歓声がここらあたりでも聞こえるようになった。窓を開け放し
て、昼間仕事をしているとき、気になるといえば気になる。騒音とは思
わないが、天の向こうから聞こえる人間の悲鳴というのはちょっと奇妙。
街BBSの小石川スレでも話題に。なんでも、立花隆邸の近辺まで聞こえ
るらしい。
自分で鯖をやればいいんだけれど、何かと面倒。でもこの日記は、でき
たら頻繁に更新したい。そういう気分の日もあるわけや。
ワシの場合、hnf:ADD という件名でメールを送って更新というスタイル
なんだが、任意桁で桁折りした文章をWeb上に反映させるためには、物
理的改行ごとに「~」記号を入れないといけない。これが結構面倒。と
いうわけで、LightWayTextのマクロを使って、この一連の作業を自動化
してみた。
LightWayTextで日記の文章を書いた後に、マクロを動かす。64桁で「行
の整形」してから、全体の行数を計算し、行末尾に「~」を挿入して、
最終行に達したら終了というプロセスを自動化。
整形が完成したらこれを、GyazMailのメール画面に手動でコピペ(笑)。
GyazMailの方はといえば、 日記用に件名、宛先、それにPASSWORDと
「NEW タイトル」、「END」文字が挿入されているひな形を作っておい
て、これを QuicKeys で呼び出しておく。
ま、手間といっちゃ手間なんだけれど、ワタクシ的には前よりは楽にな
った。古典的Mac流の解決術ではあるな。
昨日は大阪出張から戻ってすぐ、表参道でD社の女性担当2名の送別会。
メンバーが厳選してあって、心おきなく歓談。2次会はカラオケ。スタ
イリストのOさんの歌が上手いのでびっくり。結局、3次会までいっち
ゃった。
1次会で、カメラのM氏の病気のことを知る。先日みんなに葉書が来て、
しばらく休養するというから、何のことかと思っていたのだ。これも人
の運命とはいうものの、けっして人ごとではない。M氏は、病巣を切ら
ないで薬でなんとか抑えるという決意をしたという。切ってしまうと体
力が極端に落ち、カメラマンを続けられなくなるから、と。しかし、た
とえ抑えてもその後の転移が怖いし、薬を常用する状態では、仕事もま
まならないだろう。最近は切除後の延命率は高まっているのだから、
座の会話はみんな、切れ、切れというのが結論。
しかし、そういう話を彼にどうやって伝えたものか。素人判断で彼の決
意をどうにかできるものなのか。
午後から米国取材の事前最終打合わせ。この期に及んで、肝心の取材手配ができて
なかったり、あらたに撮影の注文が入ったり、あちゃあ。ふつうなら「オレ、知ら
ないよ」で済むんだけれど、今度は本を書くのはオレだからなあ。焦る。
日曜日の昼には家を出ないといけないのに、何のパッキングもできてない。しかも、
それまでにB誌2ページ、L誌4ページ分の原稿を仕上げていかないと。スケジュ
ール的には、片方は週明けでもいいんだけれど、ビバリーヒルズの脳天気な太陽の
下で、こんな原稿を書いているわけにはいかないし、なんとしてでも出発前に仕上
げねば。B誌はともかくとして、L誌の原稿はしかし、すごく難解じゃ。
そのうえ、米国取材の準備もほとんどできてない。アトランタやフィラデルフィア
がどの辺にあるのかも詳しくは知らん(笑)。それらの予習のために、機中でのん
びり映画なんかを観て過ごすわけにはいかんかもしれない。むかしからそうだけれ
ど、オレっていくつになっても、一夜づけの人なんである。
わーお、もうこんな時間かよ。ベガルタの負け試合やら、インテル×パルマの互い
にモチベーションの低いドローゲームやら、観てる場合じゃなかった。今晩は徹夜
だなあ。
LaQuaのユニクロでTシャツとか下着とかをまとめ買い。なんか最近は海外出張に
出るたびに下着類を更新してたりする。郵便局に局留めのお願い書類を出す。むか
しは、局用の葉書で連絡ができたはずなんだが、最近は書類に印鑑を押したり、身
分証明書の提出を求められたりする。事故があったりして制度が変わったんかな。
たしかに、葉書と印鑑だけなら、勝手に局留め願いを出して、後からごっそり搾取
するなんてことも可能かも。
iMuON-MLにも書いたことだが、国際空港の無線LANスポット。これってAirMacで使
えるんだろうか。成田は、GRICとiPassがサポートしているが、肝心の接続ソフト
がMacに対応していない。こういうところちゃんと(Appleが)サポートしないと、
ますますモバイルじゃ使えないことになるんだけれど、わかってるんかな、ジョブ
スは。しかし、PowerBook12インチでも、やっぱり重たいよ。
一応、太平洋便はビジネスクラスなんで、電源コンセントがあるか、PowerBook用
のアダプタの貸し出しがあるかどうか試してみよう。新PowerBookのコマーシャル
のときは、飛行機で使ってたんだから、あるはずだよな。ファーストクラスでない
とだめだったりして。なんかDVDの映画でも持っていくかな。
滞在中、暇だったら、この日記も米国から更新しようと思うが、さてどうなること
やら。
大阪出張から帰りしな、LaQuaの新星堂でCDを購入。この前、Coralie Clement を
聴いていたら、急に Francoise Hardy を聴きたくなったもので……。初期のもの
を集めたベスト盤がインポートもので置いてあった。他に、「ゲンズブールを歌う
女たち」「パリ・ミュゼットVol.1」など。今週末はおふらんす週間。フランソワ
ーズ・アルディは、1974〜75年ごろ、桜上水の鈴木家で盛んに聴いた記憶がある。
あれは、鈴木家の長兄のガールフレンド(今の奥さん)が、フランス語専攻だった
りしたので、そういう影響もあるんだろうか。他にも、Comme a la Radio のブリ
ジット・フォンテーヌなどもよく聴いてたな。フランス語が第二外国語の学生のく
せに、詩の内容はまったく解さなかったけれども。
一文寿司は混んでいたが、日本酒3杯、それから久しぶりにTinyPlaceへ。かなり酒
量は多かったが、まだ醒めている。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。