今週はチャンピオンズリーグとUEFAカップがあったので朝までテレビ状態。
昼まで寝て、午後から取材に出かけるという毎日だった。
しかし一日に何試合も観たりすると、48時間後には、はて〜どことどこの
試合だったっけえ。さて〜どっちが勝ったんだっけえ、となることあり。
生まれたての赤ん坊は24時間以内のことしか覚えられず、生後6ヶ月
でもせいぜい48時間以内というから、オレの記憶保持能力もそこまで後退して
しまったか。
しかしながら、今朝方のパルマ×ヴィスワ・クラクフの試合は覚えている。
いくらなんでもな。
ピッチを縦横無尽に駆けまくり、効果的なパスを通す中田が美しい。
DFのドナッティって、けっこういい選手だなと再確認。ただ、零封できなかった
のは今後に悔いを残す。結局、ムトゥの鮮やかなFKで助けられた。
SJ誌が今頃になって、ゲラを送ってきた。日曜からオレ、いないのにぃ。
今日は原稿を書かないつもりで、11時ごろ寝入ったのだが、深夜に
携帯のベルで起こされる。それから眠れなくなってしまった。
うーん、昼の打合わせのときに、土曜日中でいいっていってたでしょ(怒)。
江藤さんのこと。悔やまれる。年齢的には40代半ば、独身、フリーライター
という属性はオレと同じだ。なんだか人ごととは思えない。
独身者は早死にするというが、早すぎるよなあ。
昨日の朝日だったかに、40代独身男性の苦労話っていう記事が出ていた。
同年代の男性の独身比率ってのは、東京と沖縄が共に抜きんでて22.6%
ぐらいあるんだという。4.5人に一人の割合だ。まあ、この業界にいると
男女ともにバツ1、バツ2とか、終身独身とか珍しくないんで、こっち
も気が楽だが、これが田舎で、ふつーのサラリーマンだったりすると、
肩身が狭いんだろうなあ。
昼間、後楽園ドームホテルで、「LOOP」担当になったSさんと昼飯食い
ながら打合わせ。その後、アフタヌーン・ティーでNさんと。
夕方、SC社M女史と電話。会社案内の最終訂正。
石原慎太郎発言 02.11.10 テレビ番組での。
北朝鮮にいる子供を帰さないなど「日本が逆に居直られた時、子供たちを取
り戻すために、積極的な手段をとっていいかというのは、憲法の拘束もへちま
もない。超法規的に行動を起こしたことで(国民は)政府を逆に信頼する」。
憲法はへちまと同列扱いか。超法規的行動とは何か。特殊コマンドを乗せた
工作船とか特殊戦闘ヘリで平壌を急襲し、子供を奪回するとでもいうのか。で
きもしないことを大言壮語するんじゃない。「(国民は)政府を信頼する」と
いうが、ここでいう「国民」には少なくともオレを含めないで欲しい。
きょうはポカポカいい天気。
午前中、四谷で打合わせがあったので、陽気につられて
市ケ谷、飯田橋と1時間ほど外堀沿いに散歩しながら帰ってきた。
お堀ばたの木々は紅葉しているというのに、日射しや風は
まるで春のよう。外堀通りの景観も、30年前とはもちろん
5年前と比べてもずいぶん変わった。でも、首都のど真ん中に
満々と水をたたえた堀があり、それがかろうじて清涼剤のような
役目を果たしている風景は、おそらく200年前とも変わらないの
だろうなあ。
久しぶりの東京・再発見ではある。
少々気が早い気がしないもでないが、Kinko's のWebから
2003年の年賀状をオーダーした。早割で20%引くっていうから。
去年もたしかキンコーズだったのだ。来年は羊年だ。オレの年じゃねぇか。やだな。
と思いつつ、記念だからひつじの写真を使ったデザインのにした。
80枚。私製ハガキにしたので、ハガキ代はナシだが、締めて7000円ちょっと。
高い気もするが、自分で80枚も手書きしたり、プリントアウトする手間を
考えれば…。それに、年男の記念だしぃ。
注文を終えて10分もしたら、淡路町のキンコーズから電話がかかって
きやがった(いや、きやがった、と書くほどこっちは怒っちゃいないんだが)。
注文の確認なんだって。えらい親切(かもしれない)。でもネットの注文に
いちいち電話で確認か。うーん。遅くまでお仕事ご苦労さん。
仕事でインテルとMSと日経パソコンが共催のセミナー。品川インターシティにて。
このあたり、ずいぶん変わっちゃうのね。来年には新幹線も停まるとか。
空いているところにはギュウギュウ詰め込む、幕の内弁当的文化といったらいいの
か、掘り返してはまた埋め、また掘り返す、土建屋経済いまなお健在。
要はBANIASとWindowsXPとTabletPCとOfficeXPで、仕事がラクチンみたいな
お話。
かつて無線LANで繋きながら、奇術ショーのように箱から飛び降りて実演した
人がいたけど、あれをもうちょっとビジネス・マジックのようにやってみるの
がMS風か。最後に出てきた経営コンサルタントのおっさん。「組織は野球型から
サッカー型へ」みたいなキイタフウナことを抜かすなあ、と思ってたら
最後のほうになって、Excelのピボット機能をぐりぐりやるパフォーマンスで
聴衆の度肝を抜いていた。あれだけのピボットづかいは、それはそれで芸かもね。
でも、みんななんで手品のようなことに夢中になるんだろ。
この日記について、筆者は必ずしも内容の信憑性を保証するものではありません。あしからず。